PARKER (パーカー)790 Explorer
船体
船底はダブルのステップドハルがスピードとソフトライドをかなえています。
「PARKER 790 Explorer」は、“羊の皮を被った狼”。
ファミリークルーザーのデザインをしたスポーツボートです。
船底塗装は塗っていますが新艇時より陸上保管で海上係留履歴もございません。
光沢も有りガンネルのヘコミ等もございません
バウスラスターが装備されていますので操船もしやすそうです。
キャビン上部にはダブルサンルーフが有り操舵席上部はスライド型になっており明るく開放感が有ります。
ウインドラスはオールチェーンでした。デッキウオッシュ、清水シャワー、陸電装置、ウエイクポール、格納ラダー、デッキライト、トリムタブなど装備されています。
キャビン内
インバーターでのエアコン装備していますので快適にお乗り頂けます。
レイアウトではボード側後方には、ミニギャレー。シンクと冷蔵庫が有ります。コンロを搭載すれば、ステイも楽しめそうです。その前方に
は、PARKERのロゴが誇らしげなオリジナルのヘルムシート。バケットタイ
プはホールドもよく、フリップアップしスタンディングでも最適なポジショ
ン。そしてコンソールはシンプル、視認性もよく考えられ使いやすい。
アコモデーションも充実。斜めに使う変則のダブル
ベッドは長い辺で2,200mmを確保している。その他
に、ミジップに潜りこむように作られたシングルベッドもある。小さく見えるが2,130mmの長さがあり、長身の男性でも余裕。家族
ならば、3人が宿泊できるキャビンとなる。また、サロンのテーブルを下せば、
子供2人が寝るには十分なベッドに変形。デイクルーズだけでなく、大人2
人+子供3人でキャンピングカー感覚のボートステイを楽しむことができる。
ヘルムシートに座り、スロットルを操作する。船体前方寄りのヘルムポ
ジションに加え、センターピラーもないフラットな1枚ガラスのフロントウィ
ンドシールドにより、死角が少なく前方視界が広い。シンプルなヘルムス
テーションであるが、コンソールの高さも計算され、視界を邪魔しない絶
妙なポジション。モニターの視認性も高く、スロットル
レバーやスイッチ類の位置もよく考えられている。
船外機
メーカーインプレッションでは1,000rpmで4ノッ
ト、2,000rpmで8ノット、3,000rpmで16ノット。船外
機の瞬発力で、瞬時にプレーニング。3,500rpmで22ノット、4,000rpmで
27ノット。30ノット前後のスピードが、まだ余裕を残したクルーズスピー
ド。4,500rpmでは34ノット、5,000rpmでは39ノット。トップスピードは
41ノットまで記録したと書いていました。
エンジンの使用時間は219時間と少なめです。
マーキュリーの船外機はアメ車に良く付いている排気音を切り替え出来る装置が有りスポーツモードでは最高のV8サウンドが響き渡ります。ノーマルモードは静寂性に優れています。
メンテナンスは常時マリーナ様で実施されているそうです。
この度ご紹介する艇は2019年1月のドイツ/デュッセルドルフボートショーにてデビューしたスポーツトローラー「PARKER 790 EXPLORER」
高いコストパフォーマンス、チェリー材を使用した充実のインテリア、ゆったりとしたコクピットやセミウォークアラウンドデッキなどの特徴を継承しつつ、最新の船体デザインを採用しています。快適なキャビン空間とスポーツボートに匹敵する走行性能を可能にしたEXPLORERシリーズのデビューモデルです。
ゆったりとしたコクピットとセミウォークアラウンドのデッキは初心者やファミリーにも乗りやすく、安心してお乗り頂けるスポーツトローラーです。
船外機は通常は250馬力艇が多いのですがビックパワー300馬力搭載艇ですので逆に低回転で走行出来ますので燃費も良いかと思われます。
⁂船底塗装は塗っていますが新艇時より陸上保管です。
マリーナ審査はございますが陸上保管で兵庫県神戸市での継続保管は可能です。