ヤマハ　UF-29-I/B

◆船体は取材時の船齢17歳なりの日焼けなどの経年劣化が見受けられますが、大きな傷などは無く相対的に綺麗な個体ではないかと思います。（当方主観）また、この艇は係留保管ですので取材時は船底の様子は確認できていませんが、オーナー様が2020年にドック揚げされた際には特に問題は無かったとの事です。なお、2020年にドッグ揚げされてからあまり乗っていらっしゃらないとの事で、そろそろ船底掃除が必要だと思われます。

◆艤装もスッキリと綺麗にされています。大きな補修痕や過去の大きな改造痕なども無いように見受けられました。

◆ルーフには各種アンテナとサーチライト、集魚灯が艤装されており、夜釣りも楽しめそうです。なお集魚灯の電源は主機前の2ｋｗ発電機より供給されています。

◆スパンカーはヤマハ製ですが、帆は定評のある浦田帆屋さんの丈夫なブラックカラーの物に比較的最近交換されています。

◆トランサムステップ＆ラダーも左舷に装備されています。安全面からもかなり有効なアイテムですね。

◆シャフトはΦ45ｍｍで材質はＴＳ－１ASです。

※本物件は基本的に現状でのお渡しとなります。全ての艤装品につきましては動作確認をしておりませんし、掲載後以降にも経年劣化は進みます。ご見学時には必ず納得がいくまで動作確認をお願い致します。

◆コクピットからの見切りは良く、操船し易そうな艇です。両側スライド窓、リアドア付きのキャビンでオールシーズン楽しめそうです。

◆コクピットにはローランスのGPS魚探、光電のソナー、ホンデックスのデジタルGPS魚探、マロールのオートパイロットなどの航行機器類が装備され、また、通信機器は、国際VHS、アマチュア無線などが装備されています。

◆キャプテンシートは車のアフターマーケットシェアでも評価の高いブリッドのコンフォート・バケットシートが備わっています。（アームレスト付き）長時間の航行時に違いが分かるでしょう。

◆オーディオも装備。リアドア上部のステレオスピーカーで鳴らせるようです。

◆この艇はキャプテンシート後部の2枚のハッチから主機エンジンの両側にアクセスできます。

◆右舷後方に主機前発電機のコントロールパネルがあり、この横のコンセントからは100Vが取り出せるようです。なお、この発電機関係の操作説明書も付属します。

◆左舷後方には2名程度が座れる折り畳み式のベンチシートが装備されています。

◆操船部の左舷側から階段より下階層のキャビンスペースにアクセスできます。ここには個室トイレ(電動式)も備わっています。トイレ内にはソナーのユニットやDC-ACインバーターも備わっています。

※本物件は基本的に現状でのお渡しとなります。全ての艤装品につきましては動作確認をしておりませんし、掲載後以降にも経年劣化は進みます。ご見学時には必ず納得がいくまで動作確認をお願い致します。なお、写真に写っている釣り具などの私物は付属致しません。

◆デッキも硬く、ノンスリップが異常に減っている個所も無いように見受けられました。大きな補修痕や艤装取り付け痕なども無く良好です。

◆船体はバウスプリット形状で、バウレールには純正のハイバウレールが付いていますのでキャスティングをするにも良さそうです。また、バウには電動アンカーウィンチも装備されています。

◆ロッドホルダーはフロントデッキ、ブリッジ両側、アフトデッキにもあります。

◆ブリッジ後部左舷側に3連リモコンを持ってくればセカンドステーションになり、アフトデッキでも操船可能です。また、微速装置のレバーもここにあります。

◆オーナーさんは使われていないようですが陸電の取り入れ口もあります。

◆写真に写っていませんが、アフトデッキには電動リール電源もあります。

◆給油口はブリッジリアドア後ろ側に1か所あります。

◆アフトデッキのトランサム側には海水デッキウォツシュと清水のシャワーも備わっています。また、イケスはアフトデッキ中央にあり、イケスのサブタ裏の穴あきパイプに海水デッキウォッシュのホースを差し込めば、イケス内の魚が酸欠になりにくいようにバシャバシャと水が出るようになっています。

◆ヤマハ製スパンカーのフレームも外観は良好でした。スパンカーの生地も広げて確認はしていませんが、比較的最近、浦田帆屋さんの丈夫な生地の物に交換されていますので良好との事です。

◆舵の油圧廻りもオイル漏れ等は見受けられませんでした。

◆アフトデッキ右舷側下には排気管が通っています。サイレンサーも付いていますが特に問題無いように見受けられました。

◆プロペラ点検口もきちんと気密が保たれていました。

◆デッキライトの予備も付属しています。

※本物件は基本的に現状でのお渡しとなります。全ての艤装品につきましては動作確認をしておりませんし、掲載後以降にも経年劣化は進みます。ご見学時には必ず納得がいくまで動作確認をお願い致します。

◆エンジン始動及びアイドリングの様子は動画に収めていますので是非ご覧下さい。

◆エンジンはヤマハのインタークーラーターボ付き6気筒ディーゼルエンジン「N531」（SX421KM）を搭載しています。検査手帳に記載されている連続最大出力は215PS/3683rpmです。なお、取材時のエンジンアワーは約4353時間でした。

◆主機前にプーリーを設けて発電機にベルトを掛けて回しています。発電機につきましては前項をご覧下さい。（操作説明書付きです。）

◆マリンギアは微速装置付きです。

◆エンジンオイルなど消耗品は定期的に交換されているそうです。現在特に大きな不具合などは無いとの事です。

◆取材時には試乗をしておりません。ご見学時に試乗も可能ですが船底が汚れていて本来の航行性能が発揮できない可能性もあります。

※エンジンにつきましてもご見学時にはご納得がいくまで点検、動作確認を実施されて下さい。なお、エンジンは特に重要ですので、買主様ご自身での見立てが難しい場合は、ご見学前に最寄りの整備専門業者さんなどにこのページで見立てをいただくか、帯同されてのご見学をお勧めしております。

◆この船は「漁船登録」船です。また、「日本小型船舶検査機構（ＪＣＩ）」の検査済み船です。JCIでの用途は「小型兼用船」で、登録総トン数は3.4トンです。この船の正確な情報をお伝えする為に動力漁船登録票及び船舶検査証書と検査手帳を個人情報を伏せた状態で掲載しています。

◆この船を漁業者様でない一般の方が所有してレジャー利用される場合は「日本小型船舶検査機構（ＪＣＩ）」に「新規登録」が必要です。また新規登録の際は「検査」も必要になります。検査の際には「法定備品」の追加購入が必要な場合もございます。

◆船体やエンジンの型式、用途、登録上の船体寸法、航行区域、航行上の条件、進水年月日、検査の状況などをご確認下さい。

◆写真NO.7に船体銘板をアップしています。

◆船体説明書や発電機廻りの説明書なども付属します。

※艇の所有権変更や新規登録、それに伴います検査、航行区域、船籍港、船名などの変更に伴う費用は原則的に買主様のご負担となります。なお、当方ではご希望の都道府県市町村を母港にされた場合に選択可能な航行区域や「沿岸小型」の取得、「臨時航行」に関する手続きなどのご相談も承っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

◆この艇は四国内の港に係留保管されています。艇は私、平田が2021年9月に現地で取材していますので、ご見学をご希望の方は、まずは疑問点などを書き出していただいてご見学を検討される前にお電話にて当方までお問い合わせいただくと艇のコンディションなど詳細をお伝えできると思います。当方は掲載艇を無理にお勧めする事はございません。客観的見地からお答えさせていただきます。

◆上記のようにお電話いただいた後にご見学をご検討下さい。ご希望される場合は、写真No.1の「ご見学お申込書」をプリントアウトしていただくか、お申し付けいただければ当方からメールやFAX、郵送で送らせていただきますので、その用紙にお名前、ご住所、ご希望日（第二希望までご検討いただけますと幸いです。）を書いていただきましてご返送下さいませ。ご見学は原則的にオーナー様と当方がお立合いさせていただきますので、速やかに2者で日時調整後、お返事をさせていただきます。

◆「とりあえず見たいので船はどこにあるのかだけ教えて」というお問い合わせをよくいただくのですが、ご見学は上記のように原則的にオーナー様と当方立ち合いの上で、実施させていただきます。ご見学となりますとオーナー様にお仕事を休んでいただいたり、事前準備なども必要な事がありますので、本広告内容をよくご覧いただいて十分吟味いただいた上で、「ご見学お申込書」を書いていただける購入意志の強い方を現船にご案内させていただいております。また正確な保管場所は「ご見学お申込書」にご記入いただける方にのみに口頭でお伝えさせていただいております。

◆海況によってはご見学当日になって試乗ができない場合もありますのでご了承下さい。

◆陸送や回航につきましては業者さんのご紹介も可能ですので、必要でございましたらお申し付け下さい。事前お見積りも可能です。

◆晴れてご成約となりましたら、売買契約書は当方で作製させていただきまして、売主様、買主様ともにご署名とご捺印をお願いしています。また、回航、所有権変更等にかかる費用等は原則、買主様のご負担となります。では、お問い合わせを心よりお待ちしています！

船ネット中四国エリア担当：平田　

TEL：090-9772-3000

Email：hirata@funenet.com