戎井造船所　13トン かつお一本釣り まぐろはえ縄漁船

◆船体は戎井造船所で造られた船です。船首はいわゆる鰹一本釣り漁船の形状をした、船底は本キールの漁船です。

◆総トン数は13トンで船体の実長は約18.8ｍ、実幅は約4ｍです。（当方がメジャーで測定）

◆船齢40有余年という船体ですが、2019年度まで現役で商売に出られており、操業や航行に大きな支障をきたす様な損傷は現在まで補修をしてこられています。

◆もうかなり前に船底をぶつけられたそうですが、船底は綺麗に補修をされていて問題無いように見受けられました。(写真NO,20）

◆船体外観、船底の取材(撮影）は2020年10月初旬のドッグ揚げの際にさせていただきましたのでここで各部詳細に見ていただけると思います。なお、ドッグ後は海に降ろして現在は係留状態です。

◆船体船首両舷と船尾に船名が書かれていますが、個人情報保護の為画像編集により消しています。

※艇は基本的に現状でのお渡しです。船体につきましてもご見学時に必ず買主様が納得がいくまで点検、確認される事をお勧め致します。

◆ブリッジ内の様子は動画にも収めていますので、写真と併せてご確認下さい。

◆ブリッジ内には左舷側のハッチから入る事ができます。ハッチの前には電動アンカーウィンチが備わっています。ブリッジ内には小型1種船として必要な航行機器類が備わっていますが、衛星電話はご商売を止められた時点で解約され、本体も取り外されています。なお、ここが船頭室でもあり、ベッドは2つあります。

◆ブリッジから機械場にも入る事ができます。

◆比較的近年に操業効率化の為に艤装された機器類は以下です。

◎平成27年⇒オートパイロット(マロール製Api-1000）とLED投光器（KLF-180N)アンカーウィンチ（REL-4024)、工賃含む合計92万円相当

◎平成28年⇒LED投光器（KLF-180N)とエンジンリモコン（マロール製AUR-50R)工賃含む合72万円相当

◎平成29年⇒LED投光器（SK-180L)とセルコーブイ(SV-CS50)、及び魚群探知機(古野製FCV-1150）合計115万円相当

◎平成30年⇒自吸式ヒューガルポンプ2台（25PSPZ-2033B×1台と40PSPZ-7533B×1台)工賃含む54万円相当

◎令和元年⇒LED投光器(SK-180L)と気象ファクシミリ(古野製FAX-408)工賃含む79万円相当

※本物件は基本的に現状でのお渡しとなります。取材時には全ての艤装品につきましては動作確認をしておりません。ご見学時には必ず納得がいくまで動作確認される事をお勧め致します。

◆アッパーからには左舷側のはしごから乗降可能です。

◆アッパーからの見切りは360度良好です。

◆アッパーにはコンパス、水温計、魚探2台、プロッター、漁業無線が備わっています。

※本物件は基本的に現状でのお渡しとなります。取材時には全ての艤装品につきましては動作確認をしておりません。ご見学時には必ず納得がいくまで動作確認される事をお勧め致します。

◆デッキ廻りからトモの厨房・ハウスまでの様子を動画に収めていますので写真と併せてご確認下さい。なお、デッキ上の漁労機器類の動作確認動画もアップしています。

◆40有余年という船齢ながらデッキは大きくブアついたようなところは無いように見受けられました。異常に摩耗したところや大きな損傷などは無いように見受けられました。

◆船の型としてはオモテで鰹の一本釣りができ、なおかつ鮪はえ縄漁もできるような漁労機器が備わっています。なお、船首にカツオ漁で使う散水ノズルが装備されていますが、ポンプが故障しているとの事です。その他ははえ縄に使う設備は特に大きく問題は無いとの事です。

◆ブリッジには左舷側のハッチからアクセスできます。また、そのハッチの前に電動のウィンチが付いています。後方の左舷側から機械場に入るハッチがあります。

◆トモの右舷側にはトイレが備わっています。また、トモにも3連リモコンが備わっており操船可能です。

◆トモからブリッジ向き（機械場後方）に厨房に入れるドアがあり、その階下にクルーのハウスがあります。ハウスのベッドは4つです。なお、ハウス前方から機械場に入れるようになっています。

※本物件は基本的に現状でのお渡しとなります。なお、全ての艤装品につきましては動作確認をしておりませんので、ご見学時には必ず納得がいくまで動作確認をされる事をお勧めします。

◆機械場内の動画を掲載していますので写真と併せてご確認下さい。

◆機械場にはブリッジ内、ブリッジ後方（外部）、トモのハウスの3ヶ所から入れます。

◆機械場のレイアウトはオモテ側に補機と発電機、補機の後方(トモ側）に主機が据わっています。

◆主機はヤンマー製のインタークーラー・ターボ付き直列6気筒ディーゼルエンジン、6KX-GT(連続最大出力675PS/2,130rpm)を搭載しています。オーナー様は通常8～9ノットの巡行でご商売をされてこられたようですが、11ノット程度の巡行は可能との事でした。

◆補機はヤンマー製の直列4気筒ディーゼルエンジン、4JHL-TNを1基搭載し、交流発電機に直結されています。発電機の出力は20KVAとの事です。

◆燃料タンクは5個あるとの事で、トータル約4KL積めるとの事です。燃料は軽油を使っていらっしゃるようです。

◆この船には冷水機が装備されていますので、氷間で魚を冷えた海水で保存できます。

◆取材時はドック中でしたのでエンジンの動作確認はしていませんが、ご見学時にはエンジン始動は可能です。

※エンジンも基本的に現状でのお渡しとなります。取材時は各部の動作確認はしておりませんが、ご商売に使われていた船ですので、それなりのメンテナンスはされていると思われます。なお、ご見学の際に買主様ご自身での見立てが難しい場合には業者さんを帯同されてのご見学をお勧めしています。また、ご見学時はご納得がいくまでしっかり各部の動作確認をされる事もお勧めしています。

◆この船は漁船登録をされています。この船の正確な情報をお伝えする為に動力漁船登録票及びJCI船舶検査証書と検査手帳を個人情報を伏せた状態で掲載しています。造船場やエンジンの型式、定員、用途、登録上の船体寸法、航行区域、航行上の条件、進水年月日、検査の状況などをご確認下さい。

◆この船は昭和54年5月に進水されたようです。「日本小型船舶検査機構（ＪＣＩ）」の検査も受けており、用途は「漁船」で「小型第1種」です。なお、次回は定期検査で令和3年8月3日まで有効です。

◆航行区域は衛星電話などの通信機器を継続して搭載されるか否かなどで変わってきますのでご注意ください。なお、この船はかつて衛星電話（ドコモワイドスターⅡレンタル機器）を搭載しておりましたが現在解約されて、本体も取り外されています。

※船の所有権変更や航行区域、船籍港、船名などの変更に伴う費用は原則的に買主様のご負担となります。なお、当方ではご希望の都道府県市町村を母港にされた場合に選択可能な航行区域や「沿岸5海里」の取得、「臨時航行」に関する手続きなどのご相談も承っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

◆この船は四国内の漁港に係留保管されています。現船は私、平田が2020年9月に現地で取材していますので、ご見学をご希望の方は、まずは疑問点などをピックアップしていただいてからお電話にて問い合わせいただければ、客観的見地からお答えさせていただきます。

◆できましたら上記のようにお電話いただいた後にご見学をお申込みいただけると幸いです。お申し込みは、こちらから所定の用紙(ご見学お申込書)を送らせていただきますので、その用紙にお名前、ご住所、ご希望日（第二希望までご検討いただけますと幸いです。）を書いていただきましてご返送下さいませ。ご見学は基本的にオーナー様と当方がお立合いさせていただきますので、速やかに2者で日時調整後、お返事をさせていただきます。

◆「とりあえず見たいので船はどこにあるのかだけ教えて」、「ちょっと軽い気持ちで見てみたい」というお問い合わせも時々いただくのですが、ご見学となりますとオーナー様に時間を取っていただいたり、事前準備なども必要な事がありますので、事前にこの広告で船の内容をよく見て吟味いただいた上で、購入意志の強い方のみご案内させていただいております。また保管場所は「ご見学お申込書」にご記入いただける方にのみ口頭でお伝えさせていただいております。何とぞご了承下さい。

◆それなりに大きく、動かすにはそれなりに準備も必要な船ですので、試乗（試走）をご希望される場合にはある程度日時に余裕を持ってお申込みいただければ幸いです。

◆回航につきましては業者さんのご紹介も可能ですので、必要でございましたらお申し付け下さい。事前お見積りも可能です。

◆晴れてご成約となりましたら、売買契約書は当方で作製させていただきまして、売主様、買主様ともにご署名とご捺印をお願いしています。また、回航、所有権変更等にかかる手間や費用等は原則、買主様のご負担となります。

では、お問い合わせを心よりお待ちしています！

船ネットモール 中四国エリア担当：平田　

TEL：090-9772-3000

Email：hirata@funenet.com