ヤマハ　UF29

前船体及び船底廻りは、多少の小傷以外に確認した範囲では当て傷も無く状態は良好でした。

ハル廻りや、キャビン周りやデッキ周りも的綺麗な状態で、気になる様な大きな傷や補修跡は見える範疇で確認出来ませんでした。

前後部デッキは、２９フィートのミドルクラスのフィッシング艇ですので広さも十分になります。

フロントデッキ廻りのスペースも特に不満は無く、ことらもフィッシングを楽しめると思いました。

サイドデッキの通路部分の横幅及びブルワークの深さも十分有り、前後の移動の不安感は全く感じず、サイドデッキでのキャビンを背にしてのジギング等も十分楽しめそうです。

キャビン後方の右舷側に２ステーションが装備されており、微速装置、スパンカーも有り釣り装備としては最高のアイテムです。

キャビン入り口手前がイケス、トランサム側が舵室となっており、舵廻りも綺麗な状態でした。

また、トランサムステップにはスイムラダーも有りますので、海水浴やダイビング等にも使えます。

パイロットスペースは大きく有りませんが、メーター類は、全て完動状態でメーターも綺麗です。

写真等で写っているGPS魚探とレーダー、レーダーアーチは取外しいたします。

キャプテンシートに座った状態で、全体的に見渡せる様にレイアウトは考えられており、スッキリしていました。

メーター類も綺麗で見易い状態で、操作系を含め何ら不具合無く、キャプテンシートや後方に設置されているシートや左舷側のベンチシートは多少の汚れは有りますが、破れは無く良好です。シートは折り畳み式で、足元のハッチを開けるとエンジンルームとなります。

キャビン前方は大人が十分横になれるスペースが有り、ベージュ系フロアクッションは破れも無く綺麗な状態で、左右･前方ボード下の物入れスペースに救命胴衣等が収納されています。

また、個室タイプのマリントイレもございますので、女性同伴でも大丈夫な上、キャビン後部にスライド式のドアが装着され、冬場も暖かい快適空間となりスペース的な不満は有りません。

ヤマハ製ディーゼルエンジンですので、巡航で２５Ｌ／時間と低燃費で、昨今の燃料代高騰の折、ランニングコストを考えると、とても大きなアドバンテージだと思います。

エンジン＆ミッションのオイルやエレメント・アノード（ジンク）等の消耗品は、定期的に交換しているとの事でした。

ターボミキシングエルボ等は５年前に交換されたそうです交換後は５００時間位の使用時間だそうです。

ダンパーとクラッチは今年の２月に交換されたそうです。