ヤンマー FZ23C-OB
◆この艇のオーナー様は、昨今あまり乗られなくなったので、この艇を手放される事になりました。
◆艇は平成7年生まれですので、年相応の経年劣化はあるものの、船内外ともに大きな損傷など見受けられませんでした。
◆すっぽりと覆われたコクピットに大きいオーニンングが装備されていますので、波しぶきや雨などで濡れたくない方には良いでしょう。また、Vバースもそれなりのスペースがあり、トイレも個室になっていますので、女性の方も安心です。
◆アフトデッキもそれなりの広さがあり、イケスも付いていますので2名程度の釣行も可能です。
◆船外機はヤマハの2サイクル115馬力(6E5-UL)を搭載しております。オーナー様は基本的なメンテナンスはシーズン前にされていらっしゃるとの事です。船外機も平成7年に製造された物のようですので、新しくはありませんが、エンジンアワーは353時間でしたので、あまり乗られてはいらっしゃらないようです。
◎記事は客観的に書く事を心掛けています。また、写真は一眼レフで撮影し、暗くて見えにくいような事ができるだけ無いように、一枚一枚明るさをチェックした写真を掲載していますが、見えにくい箇所や写っていない箇所などがございましたらお気軽に当方までお電話でお問い合わせ下さい!
船体外観・船底
◆船体は船齢なりの経年劣化と係留保管による汚れはありますが、航行に影響があるような損傷などは無いように見受けられました。また、見た目に著しく大きい傷やダメージなども無いように見受けられました。
◆ひときわ大きいオーニングは別注品だと思われますが、骨格はしっかりしていました。アフトデッキで雨に濡れたくない、あるいは炎天下で影が欲しい・・・などの条件を求められる方には嬉しい大きさです。
◆ルーフ、フロントウィンドウガラス、サイドガラスなども特に大きな問題は無いように見受けられました。
◆この艇はフロントデッキからアフトデッキに歩く際、大きくて頑丈なステンレス製のハンドレールがルーフの両側についているので安心でした。(写真No,5と6)
◆取材時は係留状態でしたので船底の確認はできませんでしたが、オーナー様によりますと特に問題は無いとの事です。なお、2016年の夏に船底塗装をされたそうです。
コクピット・デッキ廻り
◆コクピットは広く、キャプテンシートの後ろまでハードトップでしっかり覆われていますので、大型のオーニングと相まって荒天時の航行も濡れる可能性は低いでしょう。
◆ヘルムハンドル(ポンプ)からの作動油漏れなども無く、エンジンリモコンも特に問題は無いように見受けられました。
◆扶桑(FUSO)のGPS魚探は魚探は電源はきちんと入って魚探機能は正常に動作するようですが、GPS信号を正常に拾わなくなっているようです。オーナー様によりますとGPSアンテナの故障の可能性が高いとの事です。
◆ワイパー、ウィンドウウオッシャーモーター、航海灯、タコメーターは正常に動作することを確認いたしましした。
◆デッキはフロント・アフト共にブアついたような個所は無く、著しくノンスリップが摩耗したような個所、大きな割れなどは無いように見受けられました。レール類もしっかりしています。
◆アフトデッキには前から順番にイケス、燃料タンク、オイルタンクと確認ができます。サブタ類もしっかりしています。バッテリーはトランサム左舷のストレージに入っています。
◆オーニングの骨格及びテント生地も特に問題は無いように見受けられました。
Vバース
◆Vバースは天井も高く使い勝手は良さそうです。入ってすぐ右側に個室があり、手動式のマリントイレが備わっています。
◆天井にはハッチがあり、両側には採光窓があります。
◆法定備品はライフジャケット定員分、黒玉、救命浮環、赤バケツなどが備わっていました。なお、航行区域を5マイル限定にされているようですので、5マイル以上取得される場合は信号紅炎等の追加装備が必要だと思われます。
船外機
◆船外機はヤマハ2サイクル115馬力の6E5-UL型が搭載されています。取材時のエンジンアワーは353時間で、これはあまり増えることはないとの事です。
◆取材時に試乗はしておりませんが、チルトダウンとエンジン始動の動画を収めていますのでご確認ください。
◆プロペラはSOLAS製の物に交換されているようです。ダイヤ及びピッチの確認はできませんでしたが、オーナー様によりますと最高速は船底がきれいな状態だと32ノット程度出るようです。
◆2016年の夏にインペラ交換をされているそうです。
◆このエンジンを売却して4サイクルエンジンに換装されても面白いかと思います。
◆本体、キャビテーションプレート廻り、プロペラなどに航行に影響があるような割れ、曲がりなどは無いように見受けられました。
◆チルトモーターケースに錆は出ていますが、油圧部シールからのオイル漏れなどは無いように見受けられました。
JCI検査証書・検査手帳及び船体銘板
◆この艇は「日本小型船舶検査機構(JCI)」の登録船です。平成31年8月2日まで検査の有効期限がございます。また、限定沿海が取れていますので湾外も出られます。夜間航行も可能です。
◆この艇の正確な情報をお伝えする為に船舶検査証書と検査手帳を個人情報を伏せた状態で掲載しています。
◆また、船体銘板も掲載していますので船体やエンジンの型式、定員、用途、登録上の船体寸法、航行区域、航行上の条件、進水年月日、検査の状況などをご確認下さい。
※艇の所有権変更や航行区域、船籍港、船名などの変更に伴う費用は原則的に買主様のご負担となります。なお、当方ではご希望の都道府県市町村を母港にされた場合に選択可能な航行区域や「沿岸5海里」の取得、「臨時航行」に関する手続きなどのご相談も承っています。お気軽にお問い合わせ下さい。
取材状況・現船見学やご購入後の手続き等につきまして
◆この艇は愛媛県内に係留保管されています。艇は私、平田が2017年5月下旬に現地で取材していますのでご見学をご希望の方は、まずは一度お電話で艇の詳細をお問い合わせいただいてからご見学の日程をご検討いただければ幸いです。
◆「とりあえず船はどこにあるのかだけ教えて」というお問い合わせをよく頂くのですが、トラブル防止の為、画像処理を施して船の保管場所が特定し難いようにしてあります。船の保管場所は購入意志の強い方で、現地に見学に来ていただける方にのみお伝えしています。また、ご見学、試乗の際はオーナー様と当方もお立会いが原則となっております。単独でのご見学はお断りしていますので、何とぞご了承下さい。
◆現在の係留場所は継続利用可能です。ご希望の場合はご見学時にお申し付け下さい。
◆船はご試乗も可能な状態ですが、係留場所が潮の干満に大きく影響を受ける場所ですので、湾外に出られる時間が極めて限られます。是非一度よく現船をご覧になられて、外観的に気に入られたら各部の動作確認をしていただき、ご試乗をされる事をお勧め致します。
◆陸送や回航につきましても御見積もり可能ですので、必要でございましたらお申し付け下さい。
※この船は個人売買であり「現状でのお渡し」が基本でございます。ご購入後は「ノークレーム・ノーリターン」でお願い致しますので、船の状態、各部の動作はご自身でよく確認して頂きまして、十分納得されてからのご購入をお勧め致します。
また売買契約書は当方で作製させていただきまして、売主様、買主様ともにご署名とご捺印をお願いしています。
では、皆様からのお問い合わせをお待ちしています!
四国地域担当:平田
TEL:090-9772-3000
Email:hirata@funenet.com
☆日曜、祝祭日も遠慮なくお問い合わせ下さいませ。