トロージャン　12M エクスプレス

○40フィートとは思えない位の大きさを感じて頂ける艇だと思います。

○年進水から年式も経っていますので、光沢感は薄れていますが、大きなダメージなどは見受けられませんでした。

○船体カバーもありますが、フックボタンが入らない所も所々あります。

○バウデッキはとても広々とした造りになっています。手すりなどもありますので、安心して行き来がしやすい造りになっています。

○バウデッキ左右に収納スペースが設けられていますので、ファンダーやロープの収納にご利用できます。

○アフトデッキはとても広い空間が確保されています。大きなソファーもありますが、一部クッションに剥がれがありました。デッキのレイアウトとしては、船にお招きしたゲストの方々にゆっくりと楽しんで頂ける印象がございました。

○レーダーアーチの内壁など、剥がれ箇所があります。

主な装備品はフェンダー、アンカー、ウィンドラス、デッキシャワー、陸電設備、スイミングステップ、スイミングラダー等です。（電装品の作動確認は行っていませんので、見学時には、ご確認ください。）

○操船席周りに航海計器類は集約されていますので、操船中の操作や確認などもとても見やすい形になっております。

○年式も経っていますので、スイッチなどメーターなど経年劣化している箇所もあります。

○右ワイパーのブレード軸が外れて、動きませんでした。

操船席にはコンパス、ステレオ（FUSION）、GPS（ガーミンAQUAMAP100XS）GPS魚探（YAMAHA YFV10GP9）、レーダー（FURUNO）、舵リモコン、サーチライト、トリムタブコントロール等が装備されています。

○船内の造りは船内入りますと左舷側にはソファーの装備があり、右舷側にはギャレーがあります。ギャレーにはシンク、電子レンジ、電気コンロ、大型冷蔵庫等の装備があります。キャビン内にはTV、ステレオなどの装備がありギャレーの前方側にも大きなソファーの装備があります。前方に進むとまずバウルームがあり、大人2人が横になれる十分なスペースが確保されています。トイレルームにはシャワー設備もありますので、来船されたゲストの方々にも喜んで頂ける空間がたっぷりと用意されています。

○船内は、年式から考えてリメイクされているように見受けられます。また、剥がれ個所もありました。広々としていますので雰囲気が良く感じます。

○2021年には、照明・エアコン関連修理、TV,音響関連工事を行っています。

エンジンルームは、電動式ジャッキでハッチが開きます。エンジンルーム内は広いスペースがありますので、船体カバーや普段使用しない物などを収納もできそうです。

搭載されているのはエンジンはGM社製の6-71TI　270馬力のディーゼルエンジンが2基のシャフト艇です。発電機はONAN社製の８MDKDBの8KWが搭載されています。

メンテナンス状況としては、毎年の消耗品の交換などは定期的に行っています。

オーナー様は、整備業者様でご指定された箇所も修理依頼をしているようで、過去の整備記録もご確認させていただきました。取材時は、バッテリー電圧が低く、エンジン始動までは行えていません。バッテリーの交換はされる予定になっています。

近年の整備・メンテナンス状況

2022年4月

・両減エンジンの定期整備（消耗品交換）

・発電機の定期整備（消耗品交換）

2023年3月から5月　

・両減エンジンの定期整備（消耗品交換）

・発電機の定期整備（消耗品交換）と熱交換器ガスケット交換、ラジエーターキャップ交換、エキゾーストマニホールド（中古品）交換

・その他に右舷オルターネーター（リビルト品）、セルモーター（リビルト品）、バッテリーケーブル（バッテリーからセルモーター間）、右舷ブロアードライブシャフトホース交換

取材時は係留状態でオーナー様立ち合いがない状態での取材でしたので、ボートネットワークスではエンジン始動や走行状態の確認等は一切行っておりません。ご見学の際にはご試乗頂き、全ての事項をご確認の上、ご購入をお決め頂きますようお願い致します。