ニッサン　サンキャット8.8(SC880SCC-B)

◆船体は経年劣化による日焼けや汚れ、係留保管によるフェンダー等のスレなどが見受けられますが、航行に影響があるような大きな損傷などは無い様に見受けられました。上架して色落ち部分の補修やバフ掛けなどを施せば綺麗になりそうな船体です。また、全体的にはオリジナルの状態に近く、個性の強い大掛かりな艤装などもありませんので、これから自分色に染められたい方にはカスタマイズし易い個体ではないでしょうか。

◆トランサムには大型のステップとラダーも付いていますので、艇から水面へのアクセスは良好です。夏のレジャー、ダイビングなどにも利用できそうです。

◆取材時は係留状態でしたの船底の写真は撮影できませんでしたが、2018年9月にオーナー様がドック揚げされて船底塗料の塗り替えをされた際には特に問題は無かったそうです。

※釣り道具などの私物等は付属しません。また、艤装品など、全ての動作確認はしてございません。また、乗らなくても経年劣化等により作動状況は変化しますので、ご見学時には必ず買主様で動作確認をお願い致します。

◆この艇はコクピット内にキャプテンシートとベンチシートが備わっていますので、キャプテン+2～3名がシートに座って航行可能です。また、天井も高く、窓も大きいので、明るく見切りは良好です。なお、リアドア付きなので冬季でもちょっとした暖房器具を置けば快適なクルージングができるでしょう。なお、キャプテンシートの背もたれ上の生地は破れている個所があります。

◆両サイドの窓はスライド式で開閉可能です。また、天井にはスカイライトハッチも付いていますので、夏季の航行時も風が良く入るでしょう。

◆GPS魚探はHONDEXのHE-7311-Diが2モニター化されて装備されていますので、アフトデッキのセカンドステーションでの操船時にも大型モニターでしっかり見る事が可能です。また、ベンチシートの対面にはパナソニックのSDナビCN-S300Dから出力されたモニターが備わっていますので、テレビやDVDを見ながらくつろげます。スピーカーも良い物を付けられていますので、音質も良好です。なお、カーナビがあれば土地勘の無い島や港に上陸する際には最寄りのお店などを探せるので便利かもしれません。

◆ベンチシート下、フロア下、キャプテンシートの下にはストレージがあり、こまごまとしたものを収納できます。

◆リアドアの開閉も特に問題無いように見受けられました。

※釣り道具などの私物等は付属しません。また、艤装品など、全ての動作確認はしてございません。また、乗らなくても経年劣化等により作動状況は変化しますので、ご見学時には必ず買主様で動作確認をお願い致します。

◆デッキも経年劣化による日焼けや汚れ、ヘアークラックなどが見受けられますが、全体的に硬く、ノンスリップの異常摩耗も無いように見受けられました。こちらも特に大きな補修などは必要無いと思われます。フロントデッキのロッドホルダーは経年劣化により割れていますが、これは安価で交換可能だと思われます。

◆電動アンカーウィンチはオーナー様は使われないとの事ですが、おそらく配線をやり直す必要があるようです。よって現在は動作確認ができません。

◆この艇はウォークアラウンドですのでキャビンの廻りをぐるっと一周歩いて回れます。舷（ブルワーク）は全周に渡って高めですので、ジギング、鯛ラバなどの釣りでも安心感は高いです。また、アフトデッキにはエンジン・フードの出っ張りが腰掛けになります。

◆バウにはアンカーストレージがあり、ダウンフォースアンカーとロープが収納されていました。このストレージはかなり奥が深いです。

◆アフトデッキにはキャビン後方、右舷側にセカンドステーションあり、ここでも操船可能です。キャビン左舷側には給油口があります。燃料タンク容量は正確には分かりませんが、おそらく300～330リッター程度だと思われます。

◆アフトデッキ後方中央部にはエンジン・フードがあり、その左右に各２枚のサブタがありますが、左右前側はイケスになっています。また、左舷側後方はバッテリーストレージになっています。バッテリーは１個しか載せられていませんが、ツインバッテリー化できるようです。サブバッテリーチャージャーも付いています。

◆アフトデッキにはデッキウォツシュ、小さなギャレーも付いています。また、大型のトランサムステップ＆ラダーも夏に泳ぎたい時、ダイビングなどをされる人などには重宝しそうです。

※釣り道具などの私物等は付属しません。また、艤装品など、全ての動作確認はしてございません。また、乗らなくても経年劣化等により作動状況は変化しますので、ご見学時には必ず買主様で動作確認をお願い致します。

◆エンジンはボルボペンタ製過給機(スーパーターボ)付き直列6気筒ディーゼルエンジンKAD42P(連続最大出力170PS/3,250rpm)を搭載しています。また、エンジンアワーメーターは約880時間強で止まってしまっていますが、オーナー様の航行頻度から計算すると実稼働時間は1,000時間強程度ではないかと思われます。

◆このエンジンは低回転域はスーパーチャージャーで過給し、高回転時はターボチャージャーに切り替わって過給するようになっているそうです。なお、エンジン廻りでここ3年内に交換された部品は、オルタネータ、燃料ポンプ、ミキシングエルボ、ターボチャージャーとの事です。

◆直近でのメンテナンス履歴はエンジンは2018年10月にエンジンオイル、エレメントの交換をされたそうです。また、スーパーチャージャーも不調だった為、新品交換をされたそうです。

◆スターンドライブは同じくボルボペンタDP-D1（デュアル・プロペラ）です。こちらも直近では同2018年10月にギアオイル、アノードの交換をされたそうです。なお、ドライブ廻りでここ3年内に交換された物はコーンクラッチ、ロアユニットとの事です。

◆取材時には試乗もさせていただきました。動画も収めていますので是非ご覧下さい！

◆この艇は「日本小型船舶検査機構（ＪＣＩ）」の登録船です。なお平成32年5月29日まで検査の有効期間はございます。(次回定期検査）

◆この艇の正確な情報をお伝えする為に船舶検査証書と検査手帳を個人情報を伏せた状態で掲載しています。また、船体銘板も掲載していますので船体やエンジンの型式、定員、用途、登録上の船体寸法、航行区域、航行上の条件、進水年月日、検査の状況などをご確認下さい。

◆この艇で現在航行可能な区域図を参考までに掲載しております。（写真No.5）

※艇の所有権変更や航行区域、船籍港、船名などの変更に伴う費用は原則的に買主様のご負担となります。なお、当方ではご希望の都道府県市町村を母港にされた場合に選択可能な航行区域や「沿岸5海里」の取得、「臨時航行」に関する手続きなどのご相談も承っています。お気軽にお問い合わせ下さい。

◆この艇は岡山県内に係留保管されています。艇は私、平田が2019年1月に現地で取材していますので、ご見学をご希望の方は、まずは一度お電話で艇の詳細をお問い合わせ下さい。当方で分かる事でございましたら客観的見地からお答えさせていただきます。

◆ご見学のお申し込みの流れと致しましては、まず、こちらから所定の用紙(ご見学お申込書)を送らせていただきますので、その用紙にお名前、ご住所、ご希望日を書いていただきましてご返送下さいませ。速やかに日時調整後、お返事をさせていただきます。なお、オーナー様のお仕事の都合上、ご見学は土曜、日曜祝日にしていただけると大変有り難いです。

◆見学をされずに購入される方もいらっしゃいますが、基本的には見学をされてからのご購入を強くお勧め致します。特に出品者様が業者様などではなく、個人様の場合は出品者様自身が気が付いていない瑕疵がある場合も多々ございますし、出品者様と購入者様との価値観も異なります。また購入者様の中には「多分程度は悪くないだろう」と希望的観測で購入を決めてしまうケースも多く、こちらから「本当に現船を見なくて大丈夫ですか？」と念押しさせていただくにもかかわらず、ご購入後に「思っていたより程度が悪い」というような苦言をいただく事がございます。ご見学に来られる時間やコストも含めてのご検討をお願い申し上げます。

◆「とりあえず船はどこにあるのかだけ教えて」というお問い合わせもよくいただくのですが、船の保管場所は購入意志の強い方で、「ご見学お申込書」にご記入いただける方にのみお伝えさせていただいております。ご了承下さい。

◆陸送や回航につきましては業者さんのご紹介も可能ですので、必要でございましたらお申し付け下さい。事前お見積りも可能です。

◆晴れてご成約となりましたら、売買契約書は当方で作製させていただきまして、売主様、買主様ともにご署名とご捺印をお願いしています。また、陸送や回航、所有権変更等にかかる費用は原則、買主様のご負担となります。

では、お問い合わせを心よりお待ちしています！

船ネット四国・岡山・鳥取エリア担当：平田　

TEL：090-9772-3000

Email：hirata@funenet.com